ミニカーショップイケダが廃業

東京・日暮里の「ミニカーショップイケダ」が自己破産申請へ

2021年7月 8日 16:59 | 国内倒産 | 倒産玩具破産東京・日暮里の「ミニカーショップイケダ」が自己破産申請へ

東京都荒川区西日暮里に本拠を置くミニカーショップ運営の「有限会社イケダ模型」は、7月7日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。

1976年に創業の同社は、東京・日暮里にて「ミニカーショップイケダ」の屋号でミニカーなど玩具の小売店を運営するほか、通信販売や玩具店などへの卸売りも手掛け、豊富な品揃えが長きにわたりマニアから支持されてきました。

しかし、近年はネット通販の台頭による競争激化で業績が低迷したほか、代表者が急病により長期入院を強いられ、復帰のめどが立たないことから通常業務に支障が出ているため、営業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

負債総額は約2億円の見通しです。

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昨日、こんなニュースが飛び込んできました。非常に驚いた次第です。中学生の頃(1982年頃)からこのお店へは頻繁に買い物に行っておりました。絶版ミニカーを探しに。もちろん、栃木の田舎から荒川区日暮里ですので1人で電車を乗り継いで。当時、今ほどミニカーコレクションがメジャーではない時代。ミニカー専門店といえば数えるほどしかなく、品揃え豊富でかつ行きやすい場所にあったのが「ミニカーショップイケダ」でした。電車で行ってみたり、父が秋葉原へ車で買い物に行くときの帰り道に寄り道してもらったり。結構買い物しましたね。非常にお世話になったお店です。JR日暮里駅を初めて利用したのもこのお店がきっかけです。

ここの店主、2005年に売春防止法違反で逮捕されているんですよね。昔はさほど気にならなかったのですが、規模が大きくなるにつれて気分を害することがありました。この店主、非常にお口が悪いお方で・・・店内で店員さんに対して非常に荒々しい言葉遣いで罵倒するような喋り方をしていたり、怒号が聞こえたり・・・客として訪れている身としては非常に気になっていたものです。

のちにこのお店、取り扱いが絶版品ではなく現行品ばかりになってしまい、予備校/大学時代はときたま訪れる程度、この頃は恵比寿のミスタークラフト(今はありません)へ行くことがほとんどに。平成25年に新店舗に移転したそうなのですが、訪れることなく終わってしまいました。

いろいろと思い出と感想はありますが、いざ突然の廃業となると悲しいものがありますね。

現在は東京へ行くこともありませんので、強いてミニカー探しに行くとすれば西那須野の「おもちゃのなかざと」でしょうかね。

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