お別れ

春は別れの季節です。3/19(土)の夜、長年連れ添ったマツダロードスターとお別れすることとなりました。

思えば元嫁が購入してから早20年。私が引き継いで10年。このクルマにはいろいろな思いでがあります。やっと宿った赤ちゃんが死産したときも、このクルマには活躍してもらいました。

当日は雨。このクルマ、思えば何か大きなイベントごとになると雨だったんですよね。車検の引き取りとか故障の引き取りとか。また雨かよ・・・。

ステアリングを握りながら最後の会話をしました。「新しいオーナーさんにかわいがってもらうんだよ。駄々こねるなよ。」と。涙が出てきましたね。このクルマ、すぐ駄々をこねて壊れますから。

新オーナーさんは元ホンダのテストドライバー。ものすごく運転が丁寧なお方。とくにシフトチェンジの丁寧さには涙がでました。安心して託せます。

224,093Kmにて完。実はこのブログを書いているときにもまた涙が出てきました。しばらくは思いださない方が良いみたいです。元の奥さんにはシフトノブと書類等をお返ししました。

以下、新オーナーさんのインスタ投稿。

気に入ってくれたみたいでよかったです。

さて引き渡す前日、ふと気になって残っている修理伝票からかかった金額を計算してみました。

ディーラー整備費用だけでどのくらいかかったのかなと思ったら・・・

こんな感じ。毎年の自動車税とアクセサリーやタイヤなどの消耗品代、自分で修理した部品代等は別。おそらくは300万円以上かかっているでしょう。

この車、国産車とは思えないほどに壊れます。マツダ車の品質を実感したところです。壊れるだけならまだよい(?)のですが、半年ごとの純正部品価格改定で部品代がどんどん上昇しています。「部品が出るだけマシ」という考え方もありますが、品質は悪いわ、壊れるは、部品交換は頻繁だわとなるととても維持できません。もうマツダ車を買うことはないですね。

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